アトピー性皮膚炎に効く水

病原性生物による危険

病原性生物は水道管の工事の際などに混入するリスクがあります。その主なものが肺炎を引き起こすおそれのある緑膿菌です。緑膿菌は、セラミドを分解するセラミターゼという酵素を持っています。セラミドは皮膚の内側にあって肌の中の水分が逃げるのを防いだり、外的な刺激から肌を防備しています。このセラミドの量が減少してしまうと、アトピー性皮膚炎などを引き起こすケースが見られます。
アトピーに効果のある水というと、酸性水、超酸性水が考えられます。

酸性水

浄化過程を経た水道水を電気分解して生成された水で pH が 6 以下の酸性を示します。特に酸性水の中でも pH が 1~3 までの酸性の強い水のことを言います。

超酸性水

酸性水の主な作用は、殺菌作用です。アトピーの原因のひとつに皮膚の殺菌があり、皮膚の細菌の中でもブドウ球菌がアトピーを悪化させます。
そのブドウ球菌を殺菌するのが酸性水です。
酸性水は、医療機関で皮膚の細菌を消毒する消毒療法の1つとして使用されており、アトピーでも酸性水を使用して、効果がでることがわかっています。
ただ、酸性水が合わない体質の人もいて、使用の際には、医師の指示のもと使用したほうがいいでしょう。
そして緑膿菌は塩素でも死滅することがありません。ウィルス性、バクテリア性の病原菌は、塩素によって全滅させることができます。
しかし、生活排水や環境汚染などによって塩素の使用量が増えると、発ガン物質であるトリハロメタンが発生する可能性があります。
生活環境や地球環境を根底から見直すことがいかに大切かがわかります。

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