超軟水とは どんな水のことをいうのでしょうか? 超軟水 は、水中に含まれるミネラル成分のカルシウムとマグネシウムの含有量がとても少ない水のことです。日本の水のほとんどが軟水ですが、その中でも特にミネラルの含有量が少ないのです。本ブログでも 超軟水 国産 ミネラルウォーター を紹介しています。
超軟水とは
超軟水とは、カルシウムやマグネシウムといったミネラル成分をほとんど含んでいない水のことをいいます。日本では明確な基準は定められていないのですが、一般的には水の硬度が 50mg/L 未満のものが超軟水と呼ばれ、海外では 40mg/L 以下とされることもあります。特に硬度がほぼゼロに近い水は、「 純水 」と呼ばれることもあります。
水の硬度について
水には 硬度 というものがあります。これは、水1リットル中に溶けているカルシウムとマグネシウムの総量を数値で現したものです。水は大きく分けて 軟水 と 硬水 に分けられますが、日本の水は地形や地質などの関係から、そのほとんどが軟水です。分類は日本と海外では違いがありますが、 WHO ( 世界保健機関 )の基準では次のように分類されています。
- 水の硬度:0~60mg/L未満 ・・・ 軟水
- 水の硬度:60~120mg/L未満 ・・・ 中硬水
- 水の硬度:120mg/L以上 ・・・ 硬水
超軟水の選び方と使い方
たくさんある軟水( 超軟水 )の中からどれを選んだらよいのかわからない人もいるかもしれません。選ぶ時のポイントは次のようなことです。
- 超軟水という明確な定義がないため、商品のラベル表示の硬度で 50mg/L 未満の水を目安に選びましょう。
- 天然水か、ろ過された水かなど水源や製造方法を確認してみましょう。
- 美容や健康に関心のある人は、シリカなどの成分が含まれている水を選ぶのもよいでしょう。
超軟水の利用方法
- 飲料水に・・・ 口あたりが良いので、日常的な水分補給に最適です。乳幼児や高齢者も安心です。
- 料理に・・・ 炊飯、出汁、煮物などの和食に。お茶、コーヒー、焼酎などの水にも向いています。
- 美容に・・・ 洗顔、洗髪、入浴、スキンケアによいです。
そのほか、赤ちゃんのミルクづくりやペットの飲料水としてもおすすめです。
超軟水のメリットとデメリット
超軟水は含まれるミネラル成分が少ない水ですが、そのためいくつかメリットがあります。まずは、口あたりがまろやかで飲みやすいことです。クセがなく、おいしいと感じる人が多いようです。ミネラル成分が非常に少ないため消化器官への負担が少なく、体に優しいことが挙げられます。乳幼児や高齢者など、デリケートな体質の人の水分補給に最適です。また、肌や髪に優しいため、スキンケア・美容面でも役立ちます。料理との相性もよいです。
メリットがある一方で、デメリットもあります。ミネラル成分が少ないため、当然ですがミネラルの補給には向いていません。また、便秘解消効果にも向いていません。水をたくさん飲むことは美容には良いのですが、マグネシウムの少なさから、超軟水では便秘に対する効果はあまり期待できません。便秘対策には硬水のほうが向いています。
まとめ
超軟水は、まろやかな口あたりと体への優しさから、飲料水としてだけでなく、料理や美容、家事など、さまざまな場面で私たちの生活にとても役立つ水です。メリットとデメリットを理解したうえで、自分のライフスタイルに合わせ上手に取り入れるとよいでしょう。