水道水に使われる 塩素の害 についての情報です。アメリカ、ヨーロッパほどではありませんが、日本の洗剤使用量もかなりのものです。
日本人の年間洗剤使用量は9.38kg
水は、塩素や亜鉛、水銀などの有害な不純物により汚染されています。また、し尿、工業排水、合成洗剤・農業排水などの有害物質からの影響も心配されています。
日本人が年間に使う合成洗剤の量は、約9.38kgです。これはアメリカの21.2kgやヨーロッパの15.2kgを大きく下回る値ですが、飲み水や環境生物にとって決して安心できるものではありません。
有害物質が常に流れ込むことによって本来自浄作用が備わっているはずの河川の汚濁はとどまることを知りません。下水処理現場では、微生物による分解が行われにくくなります。つまり様々に汚染された水を浄化・消毒するためには、より多くの塩素が必要になってしまうのです。
トリハロメタンは、光にあたることでより一層毒性を強化します。また、有機物の腐敗や発酵によってメタンやエタンが発生します。メタンは、地球温暖化物質でもあり、大量に発生することは問題です。
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