おいしくて安全な水(浄水器)

浄水器の基本

ミネラルウォーターを購入するのは、費用もかさんでしまうので蛇口に浄水器を取り付けるタイプにも人気があります。

  • 蛇口にホースで連結させる据え置き型
  • シンク下に取り付けるビルトイン型
  • ポットに浄水システムがついたポット型

など様々な種類が販売されています。
少し前には、活性炭でろ過するものが主流でしたが最近は、新しい浄水システムもたくさん開発されました。
たくさんの種類から最適な浄水器を選ぶのはなかなか困難です。浄水器のシステムと特徴をままとめてみたので参考にしていただければと思います。さらに浄水器を使用する場合は、注意点をしっかり守ります。

フィルターの交換時期をしっかり守る

フィルターの除去能力が低下すると臭いやまずさの原因といわれるカルキや残留塩素などの有害物質が除去できません。交換時期をしっかり守ります

十分に放水してから使用する

浄水器の中にたまっている水は消毒用の塩素が除去されています。そのため2~3日以上浄水器を使わないと雑菌が繁殖しやすくなります。
十分に放水してから使用します。

浄水システムの特徴と注意点

  特徴 注意点
活性炭ろ過 微細な穴がたくさんあいた
活性炭に水を通すシステム。
主に塩素や有機物を吸着し
水道水の臭いや味を改善。
取り付けも簡単。

ろ過の特性から化学物質
や重金属累の除去が弱い。
不純物の吸着量が増えると
同時に除去能力も低

セラミックろ過 微細な穴があいたセラミックと
活性炭のフィルターに水を
通してろ過。水道水の臭いや
有害物質を除去。
水に溶けている有害物質の
除去が弱い。除去能力の
ばらつきが多いためよい製品を選ぶように。
マイクロフィルター
システム
微細な穴があいた膜に水を
通して微粒子まで除去する。
マカロニのように穴があいた
細い管がたくさん集まり
中空糸膜が代表的。
有害物や水に溶けてしまった
有害物質の除去が弱い。
微細な細胞を
通過させるため流水量が
少なかったり目詰まりに注意。
逆浸透膜システム 微細な穴があいた膜に水圧
をかけて水を透過させる。
水中のほとんどの不純物を
除去可能。最も高い除去能力の浄水システム。
ろ過するまでに時間がかかる。除去能力が高いため有害なでない
物質まで除去してしまうことがある。

浄水器とは、異なる整水器や活水器について

水をろ過して不純物を除去するのが浄水器ですが健康志向が高まる昨今では水を綺麗にするだけでなく、健康にいいとされる機能を追加する整水器や活水器の人気が高まっています。
体の電解バランスを整えるイオン水が作れたり、水道水にカルシウムやマグネシウムなどのミネラル成分を加えたりすることができる、など水をおいしくするというよりは健康効果に期待が高まっています。
商品ごとに様々ですが、整水器は水のイオンを調整できるもので活水器はトルマリンや麦飯石などを様々な鉱石や珊瑚を水に通して希少なミネラルを付加しています。
浄水器よりも高額になります。

整水器の特徴

水に電気を通してイオン分解する。水の酸性、アルカリ性を簡単にきりかえられる。

活水器の特徴

セラミック、磁石、鉱石、さんごなどを使って水をろ過し活性酸素を除去する。
水の鮮度や海面活性作用を強化させることができる。活水器からつくられた水は機能水と呼ばれる。

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