わかさ瓜割の水 名水百選 瓜割の滝から採水したミネラルウォーター

わかさ瓜割の水 北陸・東海
わかさ瓜割の水

わかさ瓜割の水 ( うりわりのみず ) 日本の 名水百選 に選定された 瓜割の滝 から湧き出る水を用いたミネラルウォーターに関する情報です。瓜割の滝から湧き出るその水は1年を通して水温に変化がなく、一定に保たれています。福井県若狭町産のミネラルウォーターです。
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わかさ瓜割の水 名水百選 の湧水 一年中水温が一定している冷たい水

わかさ瓜割の水 には、福井県若狭町の名水百選「 瓜割の滝 」の原水が使用されています。瓜割の滝から1年を通じて常に 11 ~ 12 ℃ に保たれて湧き出る水には、幾重もの地層が自然のフィルターとなって、長い歳月をかけてろ過された純度の高いミネラル成分が溶け込んでいます。

そして、湧き出し口に敷設されたパイプを通じて採水された原水が工場に直接引き込まれ、しっかりと衛生管理された設備によって、汲みたての水のおいしさがそのまま詰め込まれているのです。

採水地である 瓜割の滝 は水資源が豊富な福井県若狭町の天徳寺の境内の奥に位置しています。山あいの岩間から湧き出る清泉は、1年を通して水温が変わらず、一定しているといいます。 瓜割の滝 の川底の石は赤紫色のように見えるのですが、これはとても珍しく、水がきれいであり、かつ水温が一定に保たれている場所でしか生育しない紅藻類があるからです。

この 瓜割の水 は、夏でも水につけておいた瓜が割れるほど冷たいことから、古来より「瓜割水」と呼ばれてきました。また、この湧き水に対する近在の人々の水神信仰は厚く、湧き出し口には竹囲いにしめ縄が張られ、神聖な場所として今も大切に守られています。

現地 若狭瓜割名水公園 の中にある食事処「 名水の里 」では、名水 瓜割の水 を用いたコーヒーなどのメニューを楽しめるということです。

わかさ瓜割の水

わかさ瓜割の水

おいしい軟水は飲食用にピッタリ

天然水の旨みや香りをじゅうぶんに味わえる水です。安全で健康的な清涼飲料としてそのまま飲用するのはもちろん、旨み成分を引き出す力が強いので、お茶やコーヒーをいれたり、アルコール類の水割りに使うとより一層おいしさが増します。また、この水でお米を洗うとお米の水分吸収力が向上し、いつものご飯がよりおいしくなります。そのほか調理にも使えます。

水に含まれる成分で「 美味しい水 」と「 健康によい水 」を数値化する計算方法があるといいます。大阪大学の橋本奨教授らが提唱したもので、2以上が美味しい水、5.2以上が健康によい水と判定されています。
「 わかさ瓜割の水 」の美味しい水指標は3.4、健康によい水指標は9.0。ともに良好の数値です。

 

栄養成分 / 100 ml あたり
  • カルシウム( 1.2 mg )
  • マグネシウム( 0.41 mg )
  • カリウム( 0.35 mg )
  • ナトリウム( 0.03 mg )

硬度( 47 ) pH( 7.8 )

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地域とのつながり

「瓜割の水」は、若狭から京都へ続く鯖街道沿いに位置し、地域ブランドや特産品とも深く関わっています。特に鯖寿司や葛うどんなどの伝統的な食品と結びつき、観光資源として地域経済にも貢献しています。また、この地域は米作りが盛んなことでも知られており、瓜割の水は農業用水としても重要な役割を果たしています。

名水百選の選定理由

環境省の「名水百選」に選ばれた背景には、以下のような要素があります。

  • 「瓜が割れるほど冷たい」という言い伝え通り、年間を通じて水温が一定で、冷涼な水質を維持している。
  • 高純度のミネラルを含み、安全かつ健康に良い飲料水として評価されている。
  • 「ヒルデンブリンチア・リブラリス」という希少な紅藻が生育できるほどの清浄な水質である。
  • 地域住民による長年の保全活動が継続されており、自然環境と調和した水の維持管理が行われている。

水の特性と味わい

瓜割の水は、pH7.6の弱アルカリ性で、口当たりのやわらかさとまろやかな味わいが特徴です。硬度に関しては、情報源により「47mg/L」や「19mg/L」との記載があり、今後の精査が望まれますが、いずれにしても軟水に分類されます。

また、以下のような科学的特性も明らかになっています。

  • ミネラルバランスが良く、体にやさしい。
  • 界面活性力が高く、油をよく溶かす性質がある。
  • 水分子のクラスターが小さく、体への吸収性が良い。
  • 酵素活性が高く、体内酵素の働きを助ける可能性がある。

湧水地の歴史と伝説

瓜割の水の湧水地は、8世紀に活躍した泰澄大師の時代から「冷泉」として知られ、五穀豊穣や病気平癒などの霊験があると伝えられてきました。

特に有名なのが、「瓜を冷たい水に浸したところ自然に割れた」という逸話で、この伝説が「瓜割」の名の由来となっています。

湧水地は天徳寺の境内に位置しており、2006年には「ふくいのおいしい水」にも認定されました。地域の信仰と生活に深く根ざしたこの水は、今なお多くの人々に親しまれています。

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