六甲のおいしい水の成分・硬度は?歴史やアサヒ天然水との違いも解説

六甲のおいしい水 水・ミネラルウォーターの基礎知識
六甲のおいしい水

「六甲のおいしい水」は、日本におけるペットボトル入りミネラルウォーターの普及を支えた代表的なブランドです。1983年にハウス食品から発売されて以来、多くの人々に親しまれ、現在はアサヒ飲料の「アサヒ おいしい水 天然水 六甲」として引き継がれています。

ここでは、六甲のおいしい水の特徴や成分、歴史、そして日本酒造り(灘五郷)との関わりについて詳しく解説します。

「六甲のおいしい水」の特徴と成分(硬度・水質)

「アサヒ おいしい水 天然水 六甲」は、長い年月をかけて六甲山系の地層で自然ろ過された天然水を、外気に触れさせない安全な工程でボトリングしたナチュラルミネラルウォーターです。

1. 花崗岩層による自然ろ過

六甲山の地層は主に花崗岩(かこうがん)で形成されています。降り注いだ雨水がこの花崗岩層を何年もかけてゆっくりと通ることで、不純物が取り除かれ、適度なミネラル分がバランスよく溶け込みます。

2. 日本人に馴染む「軟水」のまろやかな味わい

六甲の水は硬度約40mg/Lの「軟水」に分類されます。口当たりが非常にまろやかでクセがなく、日常の水分補給はもちろん、お茶や料理、赤ちゃんのミルク作りにも適した味わいです。

項目 仕様・成分数値(100mlあたり)
採水地 兵庫県神戸市(六甲山系)
硬度 約40mg/L(軟水)
pH値 約7(中性・参考値)
カルシウム 0.2~1.7mg
マグネシウム 0.1~1.1mg

「六甲のおいしい水」の歴史とブランドの歩み

六甲山の水は、古くからその品質の高さを評価されてきました。

  • 1983年発売(ハウス食品):家庭用ミネラルウォーターの草分け的存在として「六甲のおいしい水」が登場し、全国的な大ヒットとなりました。
  • アサヒ飲料への事業譲渡:2010年にアサヒ飲料へ事業が譲渡され、現在は「アサヒ おいしい水 天然水 六甲」として販売が継続されています。
  • 布引の水(赤道を越えても腐らない水):明治時代、神戸港に寄港した外国船の船乗りたちから「赤道を越えても味が変わらない名水」と絶賛された歴史を持ちます。

詳しい味の感想や飲んでみた評価については、アサヒ おいしい水 天然水 六甲のレビューもあわせてご覧ください。

灘五郷の酒造りと「宮水」

六甲山系の水は、飲み物としてだけでなく日本の伝統産業にも大きく貢献しています。日本有数の酒どころである「灘五郷(なだごごう)」の酒造りには、六甲山から湧き出る伏流水「宮水(みやみず)」が使用されています。

宮水はリンやカルシウムなどの成分を豊富に含み、発酵を促す作用があるため、「酒造りの奇跡の水」として重宝されています。

まとめ

「六甲のおいしい水」は、六甲山の花崗岩層が生み出す高品質な軟水であり、長年愛され続けている信頼のブランドです。すっきりとしたまろやかな天然水を求めている方におすすめの一本です。

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