水の体の中での働き

水の体の中での働き 水の知識
水の体の中での働き

水の体の中での働きについて紹介します。体の中の水は、人間に必要な栄養分や不要となった老廃物を運搬しています。では、実際に水が体の中で具体的にどんな働きをしているのかを調べてみます。
『コップ1杯の水を飲みました』

水の体の中での働き

30秒後血液に入ります

口から入った水分は、30秒後には、胃を通過し、大腸の腸壁から毛細血管に吸収され、毛細血管の腸壁を通り抜けて血液に入り込みます。血液の液体分(血しょう)の90%は水分で、様々なたんぱく質を溶かしこんでいます。そこに、水分を補給することで、血液は適切な浸透圧でサラサラと流れます。

1分後、脳や生殖器に入ります

血液の中に自然にとけ込んだ水分は、1分後には、脳に到達します。脳はからだの司令塔ともいえる組織で、全酸素量の約20%を必要としています。常に多くの血液が集まり、張り巡らされた毛細血管を通じて酸素が供給されています。

酸素が十分に補給されると頭がすっきりします。また、子宮などの生殖器も多くの血液を必要としています。特に妊娠中は、浸透しやすい水を少しおおめに摂取して羊水をきれいに保つようにします。
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10分後、皮膚細胞に入ります

常に外気にさらされている皮膚の細胞は、乾燥しやすく水分を失いがちです。皮膚の水分量が減ると、粉をふいたり皮がむけたりするだけでなく、かゆみや痛みをともなうことがあります。ピチピチ、プルプルの潤った肌を保つためには新鮮な水分を皮膚に補給することが必要です。

本来肌は、過保護をきらう性質があります。ローションやクリームで外側から水分や栄養分を与えて保湿をしていると肌はそれに慣れてしまい自ら潤おうという力を失います。

なにおり水をこまめに飲んで体の中から水分補給をすることが大切です。ローション等を全く使わないのではなく、使用を控えながら、水分摂取を心がけることが大切です。
また、水分補給は、セルライトと呼ばれるお尻や太股の脂肪組織の固まりを予防するのにも役立ちます。水分摂取がいかに重要かがわかります。

20分後、心臓、肝臓、腎臓に入ります

心臓、肝臓、腎臓もその70%以上が水分で構成されています。血液は、毛細血管を通じて内臓に達し、細胞に新鮮な酸素や栄養を与え、不要物を引き取る役割を果たしています。まさに水は臓器の活動を支える源なのです。集められた不要物は血液のクリーニング工場である腎臓でろ過され尿となって排泄されます。

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