バナジウム水 比較 ミネラルウォーターのバナジウム含有量を比較してみました。市販されているミネラルウォーターの中にもバナジウムをうたう広告が増えてきました。またバナジウムの効能や効果についても紹介したいと思います。
バナジウム
「 バナジウム 」とは、野菜などに含まれるミネラル(鉱物質)のひとつで、インスリンのように体内で血糖値を下げる働きがあるとされています。日本では富士山麓の玄武岩層に多く含まれていて、富士山周辺の水はバナジウムが豊富なことで有名で、この地域で採水されることが知られています。
バナジウムは、もともと鉄の強度や耐熱性を高めるなどのために使用されていた金属の一種なのですが、人体にも微量ながら存在する必須ミネラルであり、特に血糖値を下げる効果が注目されているのです。
バナジウムに期待される効果・効能
- 血糖値を下げる効果:
インスリンと似た作用や、インスリンの効きを良くする効果が期待されており、糖尿病の治療に有効ではないかとして研究が進められている。ただし、ミネラルウォーターに含まれるバナジウムの量でどの程度の効果があるかはまだはっきりしていない。 - 動脈硬化の予防:
脂質の代謝を促進し、コレステロールの合成を抑制する作用が認められており、血管内の余分な脂質を減らすことで動脈硬化の予防に寄与するとされている。 - 便秘の解消:
腸のぜん動運動を活発化させ、腸内環境を改善する効果が期待されている。 - 新陳代謝の促進:
体内の新陳代謝を促進することで、ダイエット効果や疲労回復、体調改善につながるとされている。 - 高血圧予防:
脂質の代謝を促進し、血液をサラサラにする効果が期待されている。
注意点
これらの効果は主に動物実験などによって示唆されているものが多く、人への有効性が明確に確認されているわけではない。ミネラルウォーターに含まれるバナジウムの量は極めて微量であり、過剰摂取によるデメリットも報告されている。そのため、あくまで健康維持の一つの選択肢として、日常生活に無理なく取り入れることが大切である。
ミネラルウォーター バナジウム 比較
ミネラルウォーター(品名) | 100 ml あたりに含まれるバナジウムの量 単位:ug |
のむシリカ | 3.4 |
阿蘇の宮水 | 1.7 |
深海の泉 | 0.29 |
伊豆の天然水 | 1.6 |
大地が磨いたきれいな水 | 13.0 |
富士山 秘境の命水 | 13.0 |
ドクターバナ | 7.0 |
明光水 | 13.0 |
アサヒ バナジウム | 6.2 |
サンダス | 0.7 |
クリスタルガイザー | 5.5 |